いまや高齢者向けのリハビリとしても老健施設で採用されている、日本の伝統芸術で人気の「書道」。書道体験教室やワークショップなどを通して気軽に体験出来る事もあり、日本人だけでなく外国人からも注目されています。しかしながら日本人と外国人では、書道の捉え方に違いがあります。

日本人・外国人から見た書道

一般的に日本での書道といえば、文字や意味に注目しがちです。そのため、日本人は字がキレイに書かれているかどうかに目がいってしまいがちです。その事を示す根拠として、「字は体を表す」などの言葉があります。
一方、外国人から見た書道は、「アート」として捉えられている事がほとんどです。街中を歩いているとき、TVを視聴しているとき、外国人が漢字Tシャツを着ていたり、タトゥーに漢字を用いていたりする場面を目にした事があると思います。外国人は日本人とは違い、漢字の醸し出す雰囲気や書体に興味を持つ事が多いのです。

関心を集める書道を世界へ

当社では、書道家 井上理白による海外活動や書道パフォーマンス、ワークショップ情報を掲載しています。外国人と同じ感覚で書道と関わっている書道家 井上理白。井上理白にとっての書道とは瞬間が勝負のアートであり、「書」の「美」を伝えるために様々な活動を行っています。2014年には、ニューヨークで外国人向けの書道教室や個展を開催し、多くの外国人へ書道の魅力を発信する事に成功しました。
日本人の書道離れが進むなか、書道の美しさ・素晴らしさを世界へ発信する事で、外国人だけでなく改めて日本人に書道の美しさ・素晴らしさに気づいてほしいと考えています。井上理白は書道の原点を大切にしながら、世界の人々の五感に働きかける作品を発表していきます。

当社では、日本人・外国人問わず、多くの方に書道の素晴らしさを伝える事が出来ればと考えています。井上理白の活動を通して、皆様と書道の美しさ・素晴らしさが共有出来れば幸いです。